2024年9月、日本初の「科学的ランニング専門家集団」として始動したLOGIC RUN。第一弾は「進化生物学」をテーマにした「進化生物学が切り開く、日本の走りの未来」、第二弾は「動作分析」をテーマにした「Data-Driven RUN」に引き続き、今回第三弾は「歩行」をテーマに開発しました。
講師にはこれまでJリーガーからボールルームダンスワールドカップ日本代表の指導、ミスユニバースやミスワールド、ミスアースなど数々の大会の日本ファイナリストのウォーキング・ポージング指導など、歩行分野において絶大な支持を受ける日本ウォーキングスペシャリスト協会の代表 吉川恵一先生を迎え
■全ての基礎動作である「歩行」を理解することが早く走ることに繋がること
■そして、そのための技術を習得すること
を目的としたのが第三弾「WALK to Faster RUN」です。
など、普段何気なく行っている歩行動作の中に、速く走るためのヒントが沢山あります。逆に言えば、正しく・機能的に歩く事すら出来ないのに、速く走るための練習をすることは難しいのです。
そして、基本的な身体の使い方が習得出来ていない状態で高機能なシューズを使用することで本来必要な機能が失われ、逆に遅くなってしまうこと、果ては怪我に繋がっていくのです。
第1部:歩行の基本概念の理解
-「走る」ために必要な「歩き」とは-
【五味先生×吉川先生 対談】
・「走る」のは応用動作、「歩く」のは基礎動作
・歩行周期とその重要性の理解
・「走り」と「歩き」の共通技術
・「走り」と「歩き」のメカニズム
第2部:「歩行」から「走る」ために必要な機能を獲得する
-普段の歩きから走るメカニズムを構築する-
【吉川先生 実技指導】
・足部の機能
・歩行指導と体重移動
・小趾の役割と重要性
・脊柱の重要性
・胸郭と骨盤の連動
・一歩の中に起こる運動連鎖
・歩行とスプリントと長距離走
・姿勢と呼吸
第3部:実践トレーニング
-早く走るための歩行トレーニング-
【吉川先生 実技指導】
・リズム感の訓練方法
・フットポジションの獲得トレーニング
・足部の回転トレーニング
・足趾の握力トレーニング
・ヒールコンタクト練習法
・姿勢の確立方法
・ドローインと体幹の安定トレーニング
・ランニングリズムの獲得トレーニング
・効率の良いエネルギー運用方法
・ターンアウトと外旋トレーニング
・シューズの履き方・歩き方
・その他練習方法の紹介